お客様の声

文化生態観察 大澤様

糸島市在住で文化や芸術と社会の関わりについての研究をされている大澤様にお話を伺いました!

なぜいとでんに切り替えようと思ったのですか?

電気は必要不可欠なんだけど、巨大な電力会社に何もかも依存したくなかったんです。なるべく近くにある小さな会社なら対等な関係になれそうだし、いとでんは私たち消費者と双方向の関係で、意見を聞いてくれると思ったんです。将来は、遠くで作られた電気ではなくて、自分たちの身の回りで作った電気で賄えるような事業者になって欲しいです。
私は、野菜やお肉や魚など食べ物を地域の直売所(福ふくの里)でなるべく購入しています、自分の暮らしの中で見えている野山や海からの恵みだからこそ安心できますし、それを消費することで地域の農業や漁業を支え、景観や環境を守ることができるんです。食べ物と同じように、電気も、自分の暮らす地域で循環できれば、より豊かで持続可能な地域になると思います。

 

地域の直売所、福ふくの里で購入した魚を自分で捌いて干物にするのが趣味。

実際に電力を切り替えた感想は?

もちろん切り替え前と使う電気はまったく同じで、別に暗くなったり明るくなったり灯りの色が変わったりしません(笑)。実は、切り替えをきっかけに、日頃の自分の電力消費量と一般的な電力消費量を調べたんですよ。そしたら自分の電力消費量が平均よりも大幅に少ないことを知って、なぜ一般家庭の電力消費量がそこまで多いのか、なぜ世の中は「原発を動かさないと電気が足りない、安定供給ができない」と考えるのか、何と引き換えにそれほどの電気を使うのかを考えました。私は、必要以上に電力に依存せずに生活したいと思うようになりました。

 

日本の環境問題やエネルギー問題についてどう考えますか?

最近は近くの海で汲んできた海水を自宅で炊いて塩を作るのがマイブーム。

10年前の東京電力福島第一原子力発電所事故で初めて知ったのが、社会全体が経済的合理性を求め続けた結果、エネルギー生産のために自然環境を搾取する巨大な構造に自分がどっぷり浸かっていたことでした。資源の獲得のために国際的にも様々な争奪が起きています。そんな現実の世界で電気を使っている当事者としてできることは、社会が変わるのを待つよりも、自分から変わること。自分ひとりの力だけでは、社会を変えられないけれども、自分は変わることができる。その自分自身の変化を楽しみたいし、楽しくエネルギー問題と向き合う仲間を糸島で増やしたい。そうすれば自然と、私も、地域も、社会全体も幸せになると思います。

 

大澤様が取り組んでいるプロジェクトの紹介

「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」
https://www.wochikochi.jp/serialessay/2020/11/7.php
日本と世界を文化でつなぐ国際交流基金(JF)が運営するウェブマガジンの掲載。糸島・東京・ドイツを移動しながら文化政策やアートマネジメントを研究し、地域文化を「生態系」として観察する大澤の寄稿文。

アートNPOリンク
http://arts-npo.org/
アートが多様な価値を創造し、社会を動かす力を持つ社会的な存在であるとの認識をもとに、この力を広く社会にアピールしていくための中間支援組織。2020年から大澤が理事長を務めています。

九州大学ソーシャルアートラボ
http://www.sal.design.kyushu-u.ac.jp/
社会の課題にコミットし、人間どうしの新しいつながりを生み出す芸術実践を「ソーシャルアート」と捉え、その研究・教育・実践・提言を通じて、新しい「生」の価値を提示していくことを目的としたプロジェクト。2015年から大澤が6年間アドバイザーとして関わってきました。

 

 

 

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